イーマーケットマガジン
2006/2/26 神戸空港とジモティおすすめの神戸グルメ、みどころ
海に浮かぶ神戸空港 2006年2月16日、神戸空港がスタートした。
多くの住民から、「空港バスに乗って30分で伊丹空港へ、1時間乗れば関空へ行けるのに空港なんていらねぇよ」などと罵声を浴びつつ、強硬突破で完成した関西で3つめの空港。
たまたま出張する機会があって、早速この空港を利用しましたが、空港としての機能を凝縮した、ちっちゃなシンプル空港でした。
画像の通り、今は寂れかけてる人工島「ポートアイランド」のさらに先に作った人工島の空港で、三ノ宮駅からはモノレールで18分です。
開港前、伊丹から西へ飛ぶとき、飛び上がった瞬間、眼下に見える「空港建設地」に、「おいおい、どう考えても近すぎだろ」と独り言をつぶやいてたもんですが、できてみるとなんだか嬉しいですね。
モノレールのアナウンスが「次は終点、神戸空港」と告げると、なんとなく新鮮な響きが心地よかったです。
驚いたのは、オープン当初ということもあって、見物客の多いこと、多いこと。
飛行機に乗るときも降りるときも、何百人もの見物客の視線を浴びて、まるでスターにでもなった気分です。
人工島そのものが寂れつつあるので周辺は空き地だらけですが、今後は海から神戸の景色の見えるスポットとして公園をつくったりする計画もあるそうです。 神戸の景色
最高のデートスポットであるメリケンパーク(画像)あたりと、片道15分くらいで往復する遊覧船のダイニングバーでも出せばきっと売れると思います。
でも、新幹線は「のぞみ」が全部停車するし、他の空港へのアクセスのいい神戸で、この便数の少ない小さな空港が果たして生き延びることができるのか?
せめて台湾や韓国、香港への国際便が欲しいところです。
ではせっかくなので、ジモティ(地元民)が明かす神戸のグルメ
海に浮かぶ神戸空港 まず神戸には南京町(なんきんまち)と呼ばれる中華街がありますが、横浜のと比べるととっても小さいです(見て歩くだけなら1時間もいりません)。
出店が一杯あって、おやつに食べ歩くにはいいんですが、地元の人はここで中華を食べることはまずありません。
もちろんマズイというわけではないんですが、中華街は観光客向けで落ち着かないし、評判の名店はもっと北東のエリアにあるんです。
良友酒家順徳愛園天竺園群愛飲茶紅宝石小小心緑あたりがお奨めです。
それから、まさにアジアの屋台といった風情の台湾料理店「丸玉食堂」
神戸という街は中国の方が数多く住んでいるからこそ存在する名店ばかりですよ。
他にグルメ情報としては、神戸といえばビーフ。 ステーキハウスも名店が多いんですが、名店は全て高い!
1人1万円近くも出すなら、どこの街でもおいしいステーキは食べられますので、いわゆる洋食屋の名店を。
イチオシは「もん」ですが、グリルミヤコグリル末松帝武陣グリル一平味善岡本あたりがお奨め。
どのお店も気取らないで、最高のシチューやステーキ、カツ、カレー等のいわゆる洋食を楽しめます。
隠れた観光スポット? マニアックでアンダーグランドな高架下商店街「モトコー」
普通のガイドブックでは紹介されることのない「高架下商店街」は、是非おすすめ?の観光スポットです。
メインのJR三宮駅−元町駅−神戸駅の約3kmの高架下に小さな店がびっしりと並んでいます。
夜になって店が閉まるとまさにトンネルでこれもおもしろいんですが、三ノ宮駅に近くの賑わっている方より、多少デンジャラスなムードが漂う元町−神戸間の「モトコー(元町高架下商店街)」がイチオシです。
その昔(20年以上前)は、不法滞在を匂わせる外国人がうようよしてて、怪しいジャンク屋がひしめく場所だったんですが、最近は若者(ワカモノ)のカルチャーがどっと入って、怪しげな店と最先端の若い文化が混在する楽しいショッピングアーケードに変化しています。
何十年も前にタイムスリップさせてくれる喫茶店、骨董品屋、古本屋と交互に並ぶカフェ、古着屋、ブランド品。
ジモティが常連のラーメン屋もこの界隈にあって、お昼時なら懐かしくて美味しい中華そばをこの辺りでどうぞ。
味噌ダレの餃子も有名な2丁目の「来々亭」や1丁目の入り口にある「淡水軒」なんかが有名です。
JR元町駅西口の1丁目からスタートして、神戸駅付近の7丁目まで約2kmの小宇宙をお楽しみください。
モトコー1丁目 モトコー3丁目 モトコー7丁目
ここが入り口?1丁目、淡水軒が見えます 3丁目あたりまではまだ賑やか 開いてるの?7丁目 もう神戸駅ですよ
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