イーマーケットマガジン
2006/8/6 秋田は日本屈指のグルメな県だ
竿灯祭り
今年も8月3日から東北三大祭りの一つである秋田「竿灯まつり」が開催される。
東北となじみの薄い関西人の編集長にとって秋田というと、「竿灯まつり」か「きりたんぽ」くらいしかイメージが無かったが、それは大きな間違いでした。
秋田県は日本全国でも屈指のハイレベルなグルメ王国だぁ!!
東京からでも秋田新幹線で約4時間、飛行機を使うかどうか迷うくらい遠いです。
秋田駅周辺は整備されていて美しいが、とはいえ大都会ではなく、素朴さの残る小さな都市だから、飲食店だってそんなに多いわけじゃありません。
でも観光客でも、この店なら大丈夫かなという店で十分なグルメを堪能できる街。
それがグルメ王国「アキタケン」だと断言しておきましょう。
では早速、編集長が知らなかった「なんじゃこりゃぁ」と叫びたくなる秋田のうまいものをご紹介していきましょう。
馬刺し
馬刺し いきなりですが、秋田の馬刺しはとっても美味しいです( ̄〜 ̄
「馬刺しといえば熊本でしょう」と編集長も思っていましたが、秋田で食べた馬刺しは格別の美味さでした。
何が素晴らしいって、特に馬刺しを専門的に扱ってる店じゃなくても、普通の居酒屋で、この後紹介する「岩ガキ」や「比内鳥」や「稲庭うどん」なんかの合間に一品として食せるレベルがスゴイのです。
熊本の普通の居酒屋で食べる馬刺しより秋田のほうがハイレベルだと編集長は思います(熊本の人ごめんなさい ̄w ̄)
海の幸の豊富な秋田で、美味しい魚介類に馬刺しの一品を加えて盛り上がりましょう。 涙モノです。
岩ガキ
岩ガキ 今更ですが夏でも食えるカキ、それが岩ガキです。
岩ガキを出す店くらい日本全国どこにでもありますが、ここ秋田ならマクドナルドのハンバーガー並みのお値段で、プリップリでクリーミーな岩ガキを食べられます。 「あぁ生きてて良かった・・」と呟いちゃいます。
画像のようにポン酢を少しつけ食べるのが一般的なようで、ポン酢が出てきたら黙ってお店の人が言う通りにして食べましょう。
駅近くの「市民市場」でさえ、当然のごとく晩御飯のおかずとして売ってます。
ぎばさ
ぎばさ 酒のアテとして、これほど洗練された海藻類は他にありません(おおげさ?)。
「めかぶ」とか「岩海苔」といった一般的な海藻類の食材も豊富にあるんですが、秋田に来たら「ぎばさ」です!
他の地方では馴染みの薄い「あかもく」という海藻の一種なんですが、秋田では海藻といえば「あかもく(ぎばさ)」が最もメジャーとか。
店や市場でも手に入らない事も多く、出会えれば貴方は幸せモノです。
 
比内鶏(ひないどり)
比内鶏 名古屋コーチンや薩摩鶏と共に日本の三大地鶏と呼ばれる比内鶏。
ジューシーでもちもちした食感はまさに美味地鶏( ̄▽ ̄:イミフメイ
ただの焼鳥屋で食べちゃうと、ただの美味しい鶏料理になっちゃうんですが、秋田なら豊富な海の幸や山の幸と一緒に、その他大勢の中の一品として堪能できちゃうところが素晴らしい。
ただ塩コショウで焼いただけの手羽先とかが抜群なんですが、お店の人がお奨めしてる食べ方ならなんでも受け入れましょう。
稲庭うどん(いなにわうどん)
稲庭うどん あまりにもメジャーすぎて、「稲庭うどん」が秋田生まれだと知らない人も多いんじゃないでしょうか?
お酒の締めとしても最高の一品だと編集長は思います。
あのうどん王国、讃岐(高松)でさえ夜の締めは細めのうどんが人気です。
お昼に「稲庭うどん」なら、やっぱ「佐藤養助商店(さとうようすけしょうてん)」に行っときますか!?
通常の「稲庭うどん」よりコシが強くて冷麺のような歯ごたえです。
醤油だれとゴマだれの両方が楽しめるメニューがあってお奨めです。
てなわけで、秋田のグルメをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?( ̄w ̄)>
秋田には他にも画像の「はたはた」や「じょっぱ汁」、「いぶりがっこ(たくあんの燻製)」なんかも有名で美味しいですよ。 はたはた、じょっぱ汁
もちろん日本酒の美味しい地方ですから、もう酒好きにはたまりません。
冬場なら「きりたんぽ」もいいけど、グルメ王国「アキタケン」にとっては、ワンノブゼム(One of them)なのです。
ちなみに秋田は有名な温泉も数多くあって、街の規模からするとオーバーストアな状態にビジネスホテルが乱立しています。
つまり宿泊にも事欠かないってことです。 このコラムを読んで秋田を見直した人、是非行ってくで( ̄〜 ̄
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