ただし、この風習は江戸時代末からあったそうで、「恵方巻き」と呼ばれ、やはり大阪は商人の街である「船場(せんば)」あたりで、商売繁盛祈願の行事として生まれたとか。 |
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この風習を作ったのも、蘇らせて「(海苔)太巻き」をブームにしたのも、浪花の商人(あきんど)とは泣ける話ですね。
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ちなみに恵方(えほう)というのは、その年ごとに違っていて、福徳を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がいる方向だそうで、2008年の恵方は丙(ひのえ)の方位です。丙の方位と書いても分からない人が多いので、しばしば南微東(みなみ・びとう)と書かれています。
南南東より、やや南を指します。 |
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ところで、節分そのものはいつから始まったかというと、こちらははるか昔、西暦706年に文武天皇の宮中で
厄払いの儀式としてスタートしたとか。 |
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旧暦では、立春を今の正月と見ていたので、節分は大晦日にあたります。 |
厄払いの儀式である「豆まき」もこの時に行われたそうですが、これは中国から伝わったもので、こういう厄払いの儀式そのものは、孔子の時代(2600年前)には存在していたようです。 |
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さあ、家族にウンチクを自慢しましょう。 「節分の太巻き丸かじりは大阪商人の陰謀なんだよ・・」と。 |