イーマーケットマガジン
2007/6/15 世界一、いや宇宙一の麺料理はこれだ
熊本 黒亭 チャーシュー麺
左の画像、熊本は「黒亭」のチャーシュー麺(おいしそぉ〜)。
とんこつラーメン好きなら、一度は食したことのあるだろう、国内最強クラスのラーメンであり、日本はこれを通販で購入できるほどの「麺料理大国」だ。
ラーメンだけでも、その名店は数知れず、これに加えて「そば」、「うどん」、「パスタ」に至るまで、日本ほど麺料理が豊富で大好きな国家は少ないと思います。
今回のコラムは麺料理好き国家の代表として、編集長が選ぶ世界一、 いや宇宙一の麺料理好きなら「喰わずには死ねない麺料理特集」と致します。
判断基準は編集長の好みです。 麺そのものでも、スープでも、具でも、総合的にうまければヨシとします。
麺そのものはたいしたことがなくても、それが麺料理であって、「生きてて良かった」と思えればヨシなのです。
でもラーメンははずしておきます。 だってラーメンは奥が深すぎて編集長もまだ修行不足なので( ̄□ ̄;
詠藜園の坦々麺
詠藜園 坦々麺 本店がどこにあるかは知らないけれど、今なら香港はホンハムにある、あの「料理の鉄人」で有名なチャイラン氏がプロデュースする「蔡*美食坊」の2階にある「詠藜園の坦々麺」こそ世界一と言っても過言ではない麺料理です。
辛いのが苦手な人には全く辛くないのも注文できますが、できれば普通(スパイシー)のを注文して辛さの中から生まれ出る軌跡の旨味(うまみ)を堪能して下さい。
一度食べたら必ず病みつきになる味マチガイなし。
辛いものが好きな人にはシンプルな「ワンタンのラー油かけ(紅油妙手)」もおすすめです。
香港に行ったら熟練者はバスで、初心者はタクシーをすっ飛ばしても、必ず食べる価値があります。
何度もこの味に近づこうとあれこれ試しましたり、あちこちの店にも行きましたが全然だめでしたから・・
鼎泰豊(ディンタイフォン)の汁なし麺
鼎泰豊 汁なし麺 知らないと恥をかく世界のレストランベストテン「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。
鼎泰豊(ディンタイフォン)といえば「小龍包(ショウロンポー)」があまりにも有名ですが、さすが世界の名店、タマゴとネギと小エビだけのシンプルなチャーハンや、この「汁なし麺」はとてつもない美味しさなのです。
実は鼎泰豊も詠藜園と同様に「蔡*美食坊」の4階にあります(さすが香港)。
編集長は台湾の本店でも味を確かめましたが、香港のなら許せます(同じと言っていいでしょう)。
日本にも東京や大阪に支店がありますが、はっきり言って怖くて行ってません(もしまずかったらと思うと・・)
画像も残念ながら日本の支店のを拝借してまして、本場台湾や香港のは何も具は乗っていません。
でも「具」なんて全然いらないんです。 マジで邪魔なだけなんです。
台湾や香港へ行ったら迷わず「鼎泰豊(ディンタイフォン)」へ。 台湾では京鼎楼や京鼎小館もおすすめ!
定番の小龍包(ショウロンポー)とシンプルなチャーハンを添えて。 「もう死んでもいい・・」とつぶやけます。
江山桜(こうざんろう)のちゃんぽん
江山桜 ちゃんぽん すいません、またコラムに書いちゃいました。 だって、ほんとに美味しいんですよ。
香港に行くと、なぜか熊本の「味千ラーメン」がやたらチェーンしてて有名だし、行列が出来たりしてるけど、ほんとに悲しくなるほどまずいんです。
江山桜の人が見てたら、是非とも香港に支店出して下さい。
そして香港の方々に「日本のうまい麺料理はこれですよ」と教えてあげて下さい。
江山桜のちゃんぽんについては、こちらのコラムをお読み下さい。 国内唯一のエントリーとなりました。
九記の牛バラ肉麺
九記牛? 香港は地下鉄の上環駅、ソーホーと呼ばれる地区に程近い小さな庶民的名店です。
香港や台湾の店は名前の漢字がでなくて困るんですが、右の看板を探して、麻薬とも言える「牛スープ麺」を堪能しましょう。
ちゃんと日本語のメニューもおいてくれてるし、麺は何種類から
選ぶんだけど、はっきり言って麺はどうでもいい。 要するにスープが凄いんですよ。
バラ肉麺や、バラ肉だけのスープ、カレー味なんてのもあって、麺の種類と合わせてバリエーション豊富。
量は少ないので、カレー味と普通のバラスープを頼んで、麺をあれこれ注文するとベターでしょうか?
ほんとにちっぽけな店なんですが、こういうところに「香港恐るべし」と言わせる何かがあります(意味不明)。
Assaggio(アサージオ・アサッジオ)のイカソテーパスタ
Assaggio アサージオ いきなりパスタ、しかも画像なしですみません。 でも、ここもはずせないんです。
場所はホノルルのアラモアナショッピングセンター内。
とってもゴージャスな店構えだけどリーズナブルで日本人慣れもしていますよ。
メニューにのる数多くの料理はほとんど全てパスタ添えで、どれも美味しいです。
中でも正確な名前は忘れましたが、イカをソテーした料理のパスタは絶品!
大ぶりのステーキのように横たわるイカのソテーは驚くほど柔らかく、パスタの食感を邪魔しません。
レギュラーサイズでも、後でデザートを頼めないほどのボリューム。 おかわり自由のパンもバカうまです。
ステーキを頼んでも、パスタ料理だといえるほどのパスタが添えられていて、メインもパスタも抜群の旨さ。
アサージオは元々ニューヨーク・リトルイタリーの名店が、ハワイに出店したと聞きます。
ハワイ通ならアラモアナなんて飽き飽きでも、ここなら食べにくるだけで何度もリピートする価値あり!
台湾・西門の阿宗麺線
台湾 阿宗麺線 台湾の原宿と呼ばれる西門(シーメン)は、日本・台湾・アジアのアイドルグッズがひしめく街。 ここには常に行列のできる店「阿宗麺線」があります。
名前の通り、素麺(ソーメン)のような細麺を、カツオだしのようなスープで頂く、まか不思議な麺料理なのです。 しかも「箸なし」。 レンゲで食べるんです。
猫舌の編集長には辛いくらいの熱々ですが、おやつとしても最適な麺料理。
一度食べたらやめられない・・ほどの味じゃないのに、帰国すると必ずもう一度食べたくなる不思議麺料理。
日本に進出すれば「バカ売れ」マチガイなしですが、今のところ出てませんよね。 なんでぇ?
てなわけで、世界一、宇宙一の麺料理はいかがでしたでしょうか?
たった1杯の麺料理を食べに海外へ出かけるというのも、それなりに素晴らしい動機であると思います。
ここで紹介した麺料理を超える、日本の宝、ラーメン・うどん・そばについてはもう少し勉強してから次回に。
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